9月19日の福島県は晴れっぽいくもり
まぁ、雨よりはましか・・。( ´ー`)
風も結構強い。
そういえば、夜中の3時ごろ、かなり強い風が吹いて、フライシートのペグが1本抜けて、
目を覚ましてしもて、あわてて補修した。
また寝て、5時45分ごろまで寝る。
目が覚めると、昨夜宴会の際に登場した虫が、テントの中に。 ( ゜д゜)ンマッ!!
君は、刺したり、噛んだりしないのか?
ま、とりあえず、つまみ出す。 θ⌒ ヽ(´ー` )
目も覚めたので、そのまま撤収作業にかかることに。
テント内の畳めるもんを畳んで、外に出る。
外に出たついでにトイレに行く。
立派なトイレの建屋。
中もきれいし。
こんな感じで、ダムの下の広々としたスペースを公園として開放してくれてる。
温泉もあるし、近くにあったら1日ゆっくり出来るんやろうけど。
これで、無料とは恐れ入る。
滋賀県にもダムに併設のキャンプ場あったような気がするけど、確か結構ええ値段してたような気がする。
茂庭のキャンプ場最高!!!
サイトに戻って、ちゃきちゃき撤収作業にかかる。
撤収作業をのんびりやってたら、7時を回ってしまった。
忘れ物のチェックをする。
隣のテントは、もう出発した見たいやね。
さて、いよいよ出発。
と、その前に・・・。
キャンプ場の許可証を昨日の茂庭生活歴史館に返しに行く。
バイクやら車やったら、ここまで来るのって、そう大したことないけど、
キャンプ場と標高差100m近くありそうやし、自転車とかやったら、大層やろな~。
この時間はまだ誰も来てないので、扉の隙間から許可証を入れといてくれたらええよ。
と、昨日言われてたので、その指示の通りして、出発する。
でも、返却ポストかなんかサイトの近くに造ってくれたら、ええのにな~とか。
ちょっとわがまま言ってみる。
ここから摺上川ダム沿い進めば、山形県の南陽に続く道があるのだが、途中で通行止め。
下るしかないので、摺上川沿いに飯坂温泉まで下る。
さて、今日のルートは、昨日霧に阻まれた磐梯吾妻スカイラインに再挑戦するか、
はたまた蔵王にでも行くか?
ん~、なんとなく蔵王のほうがええかな?って、国道4号線に出て北に向かう。
国道4号線を走るが、仙台までまだ56kmもあるんやな~。
仙台までもうちょっと近かったら「はんだや」で朝めしでも食べるんやけどな~。
もしくは、仙台からフェリーに乗って名古屋までという、オプションもあるんやけど、
それはちょっと軟弱すぎるか・・・。
しばらく走り、山越えの前に白石でガソリンスタンドに寄る。
時刻は8時過ぎ、十日町から340km、燃費もなんかぱっとしない数値。ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
このままもうちょっと4号線を走ったら20年以上前になるけど、以前仕事で行った、NASDAの(現JAXA)研究所があったな~。
白石まで新幹線で来てJRに乗り換えて船岡まで行ったのをなんとなく覚えてる。
給油後、国道4号線から逸れて、蔵王町に向かう。

蔵王エコーラインの案内標識登場。って、ここから32kmの区間がそうなのか、32km先にあるのかよく分からん。
蔵王の山の方はちょっと雲がかかってるのが気になるところ。
遠刈田温泉を過ぎてちょっと行くと、蔵王に登っていく道。
遠刈田と書いて「とおがった」って読むらしい。
北海道の音威子府(おといねっぷ)とか朱鞠内(しゅまりない)ぐらいの難読加減やわ。
そういえば、ここの遠刈田温泉にも無料のキャンプ場があるみたい。
温泉も徒歩圏内にあるし、利用してみたい気がする。
そうそう、この遠刈田温泉からの道は、うちの親父さんが何日か前に通った道。
結局3週間ほどかけて北海道を回って、津軽海峡を渡って、ず~っと走って帰ってきはった。

鮮やかな色の鳥居をくぐると山道のうねうねの道になってくる。
森林帯を抜けて徐々に高度を上げていく。
山の方ガスってるのが気になるところ。
標高が上がるにつれてひんやりしてきた。
天気がよかったら、太平洋まで一望できるらしいが、
風が強い割には、ちょっと視界が悪い。
森林限界を超えて、植生が変わってきた。
木が生えてないようなところまで登ってくると、ひんやりを通り越して寒くなってきた。
途中、自転車で登ってる人もいてたけど、すごいわ。
おっさん到底マネのでけへんわ!!
九十九折れが続く道を延々走って、蔵王ハイラインの入口に。
この天気である、有料道路代金を支払って、上まで行くか、止めるか思案のしどころ。
わずか2kmほどの区間で二輪車でも380円もかかる。
ここまでの山道、無料やねんからそのままてっぺんまで無料にしてくれたらええものを、あとちょっとっていうところで、有料ってなんかな~。って思ってしまう。
ま、せっかくここまで来たんやから。と、雲の切れ間に一縷の望みを託して蔵王ハイラインに入る。
今回のツーリングで最初で最後の通行料金の支払い。
ちなみに、ETCは使えないんで、料金払うのがちょっと面倒くさい。
まぁETCやったら、こんな領収書出えへんわな。
料金所から数分走ると到着。
駐車場に停めて、遊歩道を歩くこと、これまた数分。
あ~、ガスってるわ・・・。 ε-(u_u。)マッタク
この蔵王、一応活火山。
幸いなことに、噴火危険情報は出ていないので、ここまで来れた。
登ってきた道も薄っすらと見える。
ホント、天気がよかったら太平洋も見えるんやろけど。
さて、本来ならば、エメラルドグリーンの水を湛えた御釜が見えるはず。
おー、見えたやん。 (*^∇^*)☆・゚:*ぅれしぃ☆・゚:*
雲が速い速度で流れる中、一瞬の切れ間にチラリと見えた。
展望台から、100m程の刈田嶺神社を見るが、霧にかすんでる。
近くに見えて結構距離がありそう。
この湖水の水ってひょっとして温かいのかな?
見てたら、雲が流れてきて一瞬の間に霞んでしまう。
なんかこんな看板を見たら、ちょっとビビッてしまう。
ちょっと晴れたかと思い気や、再び霧が立ち込めてきた。
雲も垂れ込めてきて、空も暗くなってきた。
御釜が姿を現したのは、居てる間はこれが最後。
その後、刈田嶺神社に行ってみる。
空気もそこそこ薄い中登るも、やっぱり霧の中。
風雪に耐え抜いたような鳥居をくぐり、
神社に到着。
横の社務所みたいなところやってるんかなって思ったら、まだ午前9時過ぎというのに、
中に人も居て営業中。
下から、駐車場まででも片道、4~50分かかるやろうし、駐車場から、ここまでの登りも徒歩で結構ある。いや~、ここまで通勤大変やと思うわ。
1日居ったら、空気も薄いし、きつい仕事なんやないかな?って大きなお世話かも知れんけど、
なんか心配してしまう。
刈田嶺神社奥之宮と読める。
本宮っていうか、本店はさっき通ってきた遠刈田温泉のちょっと入ったとこにあって、
ここは支店というか、出張所みたいな感じかな。
御釜の展望台から結構な高さを登ってきて息が切れて、寒くはない
けど、神社に設置されてた寒暖計を見ると。

ほぼ零℃ ( ゜A゜;)マジッ?
日が差してきてるこの時間でこの温度ってっていうことは、
着いたときって、まだ氷点下やなかったんやろか?
ほんのちょっと前まで、猛暑にあえいでたのに、この気温差。
やっぱ自然ってすごいわ。
この調子やったら、もう1月もしない間に雪降るんやろな~。
この神社、標高1758mの刈田岳の山頂にある。
ここからも、御釜が見れるらしいが、この通りまったく見えない。
山頂は、北アルプスの有名どころの山頂と比べて、急峻ではなく広々としている。
これで、霧がなかったら、すごい展望が期待できたんやろけど、ん~残念。
先もろくすっぽ、見えない中、刈田岳山頂を後にする。
先ほどの展望台まで降りてきたら、観光バスが到着したのか団体さんが登ってきた。
が、この霧、口々に「寒い!・寒い!」といいながら、滞在時間10秒ほどでレストハウスの方に戻って行きはった。
いや~、バス降りたときにもうちょっと着込んでたらましやと思うんやけど・・・。
半袖のおっちゃんとか居ったもんな~。
レストハウスの中を通り抜けて駐車場に戻る。
中で、ここの人に、
「御釜いつ見えるようになるん?」
「せっかく来たんやから、何とかしてや~。」
って、無茶なこというてるオバちゃん居ったな~。  ̄\(-_-)/ ̄オテアゲッ
そこに貼ってあるポスターでも見ときいやと思いつつも、横を抜けて駐車場に戻る。
レストハウスの前から駐車場を見下ろすとこんな感じで、霞んでる。
駐車場に降りていって、さらに下を見下ろすと、結構晴れてる。
と思ったら、まだガスが・・。
さすが山の空、めまぐるしく天気が変わる。
ここの気温は5.1℃、やっぱ寒いわ。
KEYENCEのパクリっぽいブランド名やな~。
標高は1739mを示してる。
ちょっと、誤差あるんかな?
白石からここまで、38kmちょっと、燃費が23.5km/litって、やっぱ燃費悪いわ。
さて、ここからは日本海側に向けて下っていく。
翌日の夕方からは仕事なので、そこそこのところまで帰っとかんとあかんので、
ちょっと先を急ぐことに。
ということで、
「ひさしぶりのキャンプツーリング その6 (白バイに追走される。)」に続きます。
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