2022年3月3日 桃の節句
6時前、なんとなく暑さで目が覚める。
なんか、うっすら汗をかいてるくらい。
やっぱり、南国やから、暖かいねんな~。と思って、寝袋のファスナー開けて起き上がったらたら、
寒っむ~~。
慌てて、寝袋の中にもぐりこむ。
今回持ってきたのは、うちの「もふ」がドヤ顔入ってたこの寝袋。
税別でも1万円未満の中国製の割りにはええ仕事してくれる。
ちょっと重くて、ちょっと嵩張るけど、さらに羽毛の羽根がたまにチクチクするけど・・・。
まぁ、そこそこの性能。
多分、これと同じやと思うけど、結構値段上がってる。
それはさておき、寝袋の中の暖かさのおかげでつい30分ほどウトウト・・・。
そやけど、周囲も明るくなってきたんで、意を決して暖かい寝袋の誘惑から脱出。
テントの前室で、コンロを付けて暖を取りつつ、服を着る。
外に出たら、まだ夜明け前。
割りと冷んやりとしてるけど、結露はほとんどしていない。
朝焼けに染まる開聞岳と漁船。
西の方向は、こんな感じの空。
さて、日の出時刻は?
スマホに「マクラザキ ヒノデ」と叫ぶと即答してくれる。
便利な世の中になったもんやわ。
画面、ひな祭りやし。(*^_^*)
ホンマやったら経験と知識である程度はわかるんやろけど、そこらすっ飛ばしてこうして、即答されたら、なんか努力を怠ってまうな~、と利便性を享受していながら考えてまう。
お日さんが出てくるとこの、標高の分遅れてなのか、6:46 太陽が顔を出す。
日の出と開聞岳と重なったら、すごいんやろうけど。
まぁ、天気もええし、大満足の、日の出かなと、負け惜しみ。
テントの中からでもこの眺め、感動モンやわ。
グランピングとか流行ってるみたいやけど、貧乏性のおっさんはこっちの方が贅沢に思えてまうわ。
なんか調子に乗って、また写真を撮りまくる。
なんか、朝か夕方かわからへん写真になってもた。
これが初日の出とかやったら、年賀状の写真にでも使うんやろけど。
3月の写真やしな~。
波もなんか穏やかやし。
ちなみに、1月1日やったらどの辺から日が昇るんやろかね~?
感動するような景色を見つつ、しょーもないことを考えるおっさんでした。
ちょっと遠目に撮ってみたり、
東屋越しに撮ってみたり。
けど、もし雨に降られたら活用できるわ、この東屋。( ̄ー ̄)ニヤリ
シンプルな、薩摩富士&日の出とか撮ってみたり。
しばらくテント周りで写真を撮って、満足して、散歩がてら場内を回ってみることに。
地元の人の散歩コースになってるんかして、それなりに人も歩いてる。
いきなり出くわすのが、「みだれ髪」
ちょっと石碑を眺めてみたが、
「みだれ髪」
海の恋うた 火の神に
逢えて嬉しい 夜がくる
あつい涙の ひとすじに
風がすねるよ ほつれ髪
と、彫ってある。
ちょっと、解説がないと、意味よう解らんわ。
「みだれ髪」やったのに、なんで「ほつれ髪」?
途中、めっちゃ端折ってるんかな?
なんか「どっちつかずですね」かもわからへんけど、「昼下がりの味噌バター弁当」並みの、
"尻"滅裂感があるわ。
こっちに、なに見えるでって言う案内。
開聞岳とか見えるもんは書いてない。
屋久島とか硫黄島とか書いてあるけど、この黄砂飛びまくりの時期、見える様子はない。
見えそうなもんから優先的に書くのはどうでしょうかね?
さらに、きれいな遊歩道を散策。
ここら辺もキャンプ場内。混んでたり、波が強かったりしたら、ここらでもOKかな?
なんかの像のある広場。
これは、ひょっとして、国営放送のキャラクター?
なんかこれにしか見えへんわ。
さらに、遊歩道を歩き進めて、テントサイトから見えてた岩に近づく。
なんか、今回あっちこっちで鐘を見た気がするけど、九州の人って鐘が好き?
遊歩道を終点まで行くと、また石碑。
ここから、一般道になる。
ん、ここらへんでのテント設営やったら、バイクやったら横付でいけるんちゃうかい。
水はさっきの「どーもくん」で給水できるし。
広さも手ごろやし、プライベート感満載やし。
ん~、でもトイレはちょっと遠いね・・・・。
けど、芝生で、開聞岳もよく見えし、広くないけどソロキャンなら問題ないスペース。
混雑時期なんかやったら穴場なんとちゃうやろか?
イスとテーブルまであるという充実ぶりやし。
夏になったら、プールも開くみたいやね。
市営でリーズナブルそう。
流れるプールとかあって、しかもシーサイド。
なんか、グァムあたりのリゾートホテルみたいやわ。
ここまで来たら、立神岩も大きく見える。
さすがに間際までは行かれへんみたい。
なんか、積丹の先っちょにもこんな感じの岩があったな~。
端まで行ったんで、遊歩道を戻る。
道端には、蕗が生えてる。
実は、蕗(ふき)食べ物の中で、一番嫌いなもの。
ふきの煮物なんかもってのほか、アンゼリカから伽羅蕗に至るまで、どうしても食べる気がしない。
独特の風味と、あの、軸方向の繊維・・・。ん~、アカンわ。
蕨やったら、ええんやけど・・・。
軸方向の繊維、セロリやったらいけるんやけど。
遊歩道沿いにはベンチも完備。
帰りは、海岸の岩場に作られた遊歩道を歩くことにした。
で、さっきの「ど~もくん」水道のとこに出た。
ここも、芝生で、テント設営の適地じゃないんかな?
この像の後ろは、すぐ道路やから、搬入も楽そうやし。
こんな感じで芝生サイトまで20歩くらいか?
あらま、今のとこの10分の1やんか。
ここからも開聞岳ばっちり見えるし。
映画のロケ地にもなってたんやね。
さらに、遊歩道を戻る。
お~、こんな隠れたとこにもテント張ってはるわ。
えらい遠慮がちなとこに・・・。
そう思ったら、結構目立つとこに張ってたな~。
テントに戻って、枕崎の市街地を眺める。
かつお節を乾燥させるための薪の煙か、街中が、ちょっと煙ってる。
日もだいぶ高くなったんで、朝ごはんの用意に取り掛かることに。
海を眺めながら、食パンを焼く。
続いて、ソーセージを取り出して。
焦げ色のついたパンを除けて、ソーセージを焼く。
ソーセージが温まったら、パンの上に乗せて、ちょっと加熱。
このとき、蓋をしてたんやけど、写真撮るのに、ちょっとあけた。
並行してお湯を沸かす。
今回導入した鉄製のやかん。(というか、鉄瓶)
鉄鍋と鉄瓶。めっちゃ鉄分補給できそうな感じがする。
重いのと錆びるのが難点やけどね。
仕上げに、トマトをカットして載せて、塩をぱらりで。
これで完成。
食べづらいサンドイッチ
マヨネーズ欲しいわ・・・。
沸かしたお湯で、ポタージュスープ(即席)
続いて、残ったソーセージと、トマトを加熱して。
塩を加えて
加熱中に、
寝袋干して、
温もったところで、食パンにON
で、食べづらいサンドイッチ 2 完成!
美味しくいただきました・・・。
オリーブオイルとか、あったらちょっと風味も増すんかな?
けど、オリーブオイルよりごま油が好みのオッサンとしては・・・。
もはや、得体の知れない別のもんになってしまいそうなんでこの辺で。
それにしても朝の8時前から、こんだけ食べたら腹いっぱい。
なんか今日も、ご当地グルメとかは縁遠いかな?
お腹もいっぱいになったんで、腹ごなしに、撤収準備にかかる。
片道200歩の遊歩道を歩いて、
トイレ横の駐車場で、積み込み作業。
最後に忘れもんないか確認して、撤収。
天候にも恵まれて、幸いやわ。
ト・ロ・ピ・カ・ルって言う雰囲気。やけど、
この言葉最近、とんと聞かへんけど、もう既に死語?
火之神公園キャンプ場、よかったわ。
9:18 出発準備も完了。
さて、今日はどこに行こうかいかな?
あんまり考えんまま、火之神公園キャンプ場を後にして、枕崎市街に向かう。
で、その11(お~、硫黄島。その後なんで突如、暗渠?に・・・。)に続きます。
水道、勝手に「ど~もくん」にして、(._.;) ゴメン
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