長沢ダムから国道に出て、しばらく高知方面に走り、再びGoogle先生の案内で旧道にそれる。
ここからは、四国で一番過酷なところにあるダムに向かって走り出すことに。
旧道に入ってさらにしばらく進み、大森川ダムの方向に向かうと、道はいきなりダート。
走り始めは、ダートとはいえそれほど荒れてはない道。
ところが走り始めるにつれて、わだちは深くなるわ、道を横切る水路の蓋がないとこあるわ、川みたいになってるところは有るわで、緊張の連続。
ほぼ2速、たまに3速ってな感じで進んでいく。
スカイウェイブやったら絶対底を擦りまくりでえらい目に遭ってたと思う、GZで来てよかったわ。
左側は山肌、右は崖でガードレールなしの道が11km続く。
約30分かかって、大森川ダムの畔に到着。
ところが、管理事務所は対岸。
GoogleMapではダムの上を通って対岸に行くようになってるが、ダムの上は立ち入り禁止。
途中で、対岸に分岐する道があったからそこまで戻らんとあかんねんな~。
こんな怪しい花が咲いてるようなとこまで来たというのに。
いかにも毒がありそうに見えるんだが・・・。
帰ってから、画像を見せて嫁さんに聞いたら「テンナンショウ」とかいうらしい。
なんでそんねん知ってんねん?
Google lensでもわからへんかったのに。
登ってきた道を下って、対岸に向かうことに。
ガードレールなんか無いから、あんまり端っこに寄らんようにせんと。
でも、なかなかきれいな川、泳げるんとちゃうやろか?
大森川ダムの対岸に到着、ここでダムカード用の写真を撮影。
さすが四国で一番過酷なところにあるダムだけあって、到達するのがなかなか大変なとこ。
ちなみにここ、スマホは使えない。
ここからもと来た道を延々もどる。
右カーブで、つるっと滑ろうものなら、そのまま谷底転落してしまう。
なので、右カーブは特に速度を落として、砂利の浮いてそうなところは避けて、フロントブレーキを絶対かけないようにして左よりをそろりそろりと下っていく。
戻りも30分ほどかかって国道194号線に。
国道に出て、愛媛県側に進み、大橋ダムに向かう。
15分ほどで大橋ダムに到着。
ここらへん四国電力の発電用のダムが4つほど固まってあるので、今回その4つを回る予定。
各々直線距離だと5~6㎞の距離。でも、どこもかしこもうねうねの道なんで、めっちゃ時間がかかる。
山間のちょっと寂れた感じのダム。
続いて、直線距離で5kmほどの稲村ダムに向かう。
これまた、うねうねが続く道。
けど、GZ125HS、見た目より車体が軽くって(150kgほど)取り回しは楽。
地図で見たら、近いかなと思ったけど、25分もかかって、稲村ダムに到着
かなり標高の高い山の頂に近い所にあるダム。
揚水発電用のダムみたい。
そういえば、伊方の原子力発電所動いてるんかな?
原子力の余剰電力で水をくみ上げて、ピーク時に水を落として発電ってことやったけど、震災以来稼動して無い原発多かったし・・・。
今やったら太陽光発電の電気でくみ上げられへんのやろかね。
稲村ダムを後にしたのが13:30、そろそろ帰りを心配せんとアカン時間。
フェリーが通常運航やったらもうちょっと、ゆっくりできるのに・・・。
とりあえず、国道439号線に向かって進む。
また、これがうねうね道。
UFOラインの入口からこっち、ダートの25kmも含めて120kmほどうねうねの道ばっかり走って来てる。
さすがにちょっとうねうね道、飽きてきた。
稲村ダムから直線距離で10km足らずの国道439号線まで、約45分かかってやっとこさ辿りつく。
国道439号線、以前は和歌山の国道425号線と並び評されるほどの酷道やったけど、意外とエエ道。
まぁ、他の区間はわからへんけど。
こからは、片側1車線の緩やかな道が続くが、さすがに徹夜明けとか、延々うねうね道を走り続けてきて、疲労もMax。
さらに尻の痛みもMax状態。
「あ~!とっとと、フェリーの中で寝っころがりて~!!」と愚痴も出てくる。
で、こりゃ事故でも起こす前に休憩と、目に入った道端のベンチで横になってウトウト・・・・・。
ということで、最終話・「帰ったら丑三つ時」に続きます。
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