値上げ前の駆け込みで、GZ125HSでちょっと行ってきた。（その１）

　このところ、値上がりのニュースばかりでウンザリするわ～。

　9月に入って買い物に行ったら「お前、値上げしてたんか～！！」って言ってたのも束の間、

10月から値上げしまっせ～って言うのもあれやこれや。

　「ほんなら、値上がる前に、ちょっと駆け込んでみよかい。」ということで、

ちょっくら行って来たという話。

　で、今回はGZ125HSを選択して、台風が過ぎて天気も悪く無さそうな9月21日の0時過ぎに出発というプラン。

　仕事が終わって、家で晩ごはんを食べて出かけることに。

普段は、晩ごはんといえば欠かさずビールやけど、今晩はノンアルコールビールで、

久しぶりの休肝日も兼ねてガマンガマンということで。

　0:00と言うのはこの先スケジュールを考慮しての出発時間。

台風一過のせいか、寒いほどに涼しい。

この前まで暑さにうだってたのがウソの様。

防寒着を着込んで出発。

　まずは、河内長野から国道309号線に出て大阪市内に、

阪神高速の三宅～喜連瓜破間の3年間の閉鎖の影響で昼間に通ったらエライ目に遭うとこも、深夜ならすんなり通過して、杭全の交差点を経由して、ハルカスの前を通って、北津守へ。

ここからは国道43号線で西へ向かう。

　この時間の国道43号線、どうも信号の連携が悪いのか、信号3個に2回は引っかかる感じで、結構時間がかかる。

　まぁ、朝とかやったら信号3個に5回くらい引っかかるっていうのも有るし、それに比べたらマシかいな？

　余裕は見てるものの、通過地点に時間設定があるんでできれば市街地はすんなり通過してしまいたいのが本音。

　国道43号線を神戸市東灘区の東明まで進んで右折。

さて、この先はGZ125HSならぜひとも利用したい、10円高速。

　ここから一気に六甲山を抜けて、と思ったらトンネルの手前で工事の為に10分弱の待ち。

　なんか、工事やってこんだけ待たすんやったら料金半額にでもしたら？って思う。

とはいえ、10円やから半額にしたら5円か・・・、釣銭出す方が手間で余計に時間がかかるかな・・・。

　ものすごく暖かい六甲トンネルを抜けて、料金所で10円払って「からとIC」から箕谷へ。

この前ダムカードを貰った呑吐ダムの横を通って三木市に。

　一週おいて同じ道を通るとは・・・・。

　やたら暗い道を延々と走って加古川沿いの道に。

スカイウェイブやったら、ここから東播磨道に入って加古川バイパスに出て姫路を一気に越えてまうけど、原付なんで、走れない。

　距離的には姫路市街を抜けると早いけど、以前しまなみ海道経由で四国に行ったときに姫路市街の信号の多さと連携の悪さに疲弊したから、ぜひとも避けたいとこ。

　で、姫路市街の手前から遠回りになるけど一旦海沿いの国道250号線に出る。

ここ最近この時間帯にジャイロキャノピーやらGZ125HSで姫路バイパスを通れない原付で最速で姫路市街を抜ける道を検討した結果、なんとなく満足できる道。

　Google先生に普通に目的地を設定したら、絶対に選定してくれないルート。

どうも、昭和のアナログ世代のオッサンにはデジタルに全面的に頼るのは未だに懐疑的なんで、

経由地をいっぱい入れて、Google先生のルート案内をカスタマイズしてある。

　そのおかげか、深夜とはいえ3時間ちょっとで一気に距離を稼げる加古川バイパス、姫路バイパスを使わずに、相生の手前まで到達できたわ。

　

　ところが、網干を過ぎたあたりから、なんか尻が痛い。

「あ～、ゲルザブ、スカイウェイブから載せ替えるの忘れてたわ～。」

　思いのほか、それなりに効果あるのを体感できたわ。

　その後、国道２号線に出て、流れるトラックのペースに合わせて走る。

先々週の昼間に同じところを走ったけど、その時より1.5倍以上の速度で流れてる感じがするわ。

　速いペースで岡山県に入り、備前市・瀬戸内市を抜けて岡山バイパスに入る。

岡山市に入ると、標識に「福山まで87㎞」とか出てくる。

　福山から尾道まではそんなに遠くないし、しまなみ海道までもすぐやな～。っていう気分になる。

岡山は原付でも走れるし・・・。

　岡山バイパスで岡山市内まで進んで、一般道に。

そこから、新岡山港に向かうが、予定よりちょっと早かったんで、

なんか既視感があるけど、4：47 24時間営業の「ハローズ江崎店」に寄る。

　晩ご飯食べてから、5時間ちょっとなんで、あんまりお腹も空いてないんで、飲み物など購入。

あと、土産にこの前買って帰って好評やった「半田そうめん」を探したけどなかったわ。

あれって、徳島県内のハローズだけなんやろか？

　ほんなら土産になんかと思って、岡山の名物といえば「きびだんご」ぐらいしか思い浮かべへんかったんで、探したけどこれも見つけられへんかった。

　他の岡山名物で思いつくもので、「シャインマスカット」

　これはあったけど、予算的に厳しいわ～。

　5:08　ハローズを出て、新岡山港に向かう。

　5分足らずで、新岡山港のフェリー乗り場に到着。

　思いのほか早く着いて、奇しくも「乗船車両先頭」　

係員のおっちゃんの誘導で、ここに停めて、始発の船を待つことに。

　ちょっと一回りして、ベンチに座って休憩。

「あ～尻が痛いわ。」

　到着時はまだ薄暗かったけど、ベンチに腰かけてウトウトしてたら、明るくなってきた。

オリーブの島行きのフェリーということで、オリーブの木が植えてある。

　実も生ってるわ。

　朝焼けが綺麗ということは、今日は天気ええんやろうか？

　切符売り場で、乗船券を買う。

新岡山港～土庄港間で、原付+オッサン1名で1,720円。

そんなに高くない感じがするけど、これが10月1日から1,960円と240円、1割以上も上がる。

往復割引もなくなってるみたいやし、地味になんか痛いわ。

　なので、値上げ前の駆け込み需要ということで、今回割と急に小豆島行きを決めたという訳。

スカイウェイブやと、2,040円が2,340円ということで、これらを踏まえてGZ125HSを選んだし。

　6時に近づいてきて、積み込みの準備が始まるみたい。

　先頭のとこに並んでたけど、先にトラックとか乗用車から積み込み。

結局二輪車は最後やったわ。

　とはいえ、そんなに混んでないんで5分ほどで船内に。

乗り込んで、客室に移動してくつろぐ。

　窓からは児島湾にかかる児島湾大橋が見える。

　この橋、何回も渡ったんを思い出すわ。

　昔、冬のクッソ寒い時期に、この先にある玉野の造船所で作ってる船に載っけた機械の調子が悪くって、振動しまくるとか、なんや洩れるとかでしょっちゅう呼び出された。

たしか昭洋とかいう船やったかな～。

今も動いてるんやろか？

　船は定刻の６:２０に新岡山港を出港。

動き出してしばらく、先々週に訪れた百間川水門が見えた。

　こんなすぐに来るとは・・・。

　客席内は空いてる。

　朝日に映えるヘルメット。

空いてるのをええことに、長椅子の上で横になってウトウト。

　２~30分ほどして、尿意で目が覚める。

トイレに行くと・・・・、

　なんと、展望トイレ。

海を眺めながらおしっことはなかなかオツなもんかな？

トイレから戻って、船窓から外を見てみると、小豆島が間近に迫ってた。

　ちょっと外に出て島を眺めて見よかいな。と思って１階上のデッキに移動。

　もうここまで来たら、どこら辺が出港した新岡山港かわからない。

　もうちょっとで土庄港というところで、上りの新岡山行きの船とすれ違う。

あんまり車、乗ってないような感じやな～。

　

　定刻の７:３０　土庄港入港。

高松からの船が着いてる。

　「かどや」のごま油が出迎えてくれる土庄港。

かどや 金印 純正 ごま油 200g 価格：364円（税込、送料別) (2022/9/23時点)

　着岸したので車輌甲板に降りてみると、一番最後に乗ったと思いきや、

　無人航送のリヤカーが一番最後やったんやね。

リヤカーの無人航送の料金ってナンボほどするんやろ？

引っ張る人、やって来るんかな？

　それにしてもリヤカーだけ、ぽつんと車輌甲板にあるのって初めて見たわ。

「さんふらわあ」とかでも見たことなかったし。

　土庄港に到着して、オリーブの島「小豆島」のツーリングいよいよスタート！

ということで、その２に続きます。

にほんブログ村